エミール・ガレ《鉢「紫陽花と樹林」》 1895‐1903年 北澤美術館
ドーム《葡萄文ランプ》1910年代 ポーラ美術館
ⓒ公益財団法人ポーラ美術振興財団 ポーラ美術館
ドーム《秋の葉文花瓶》1920年 国立工芸館
撮影者:エス・アンド・ティ フォト ⓒ2018
ジェイ・マスラー《街景》 1982年 北海道立近代美術館
イヴァン・マレシュ《夜の訪問者》1996年 黄金崎クリスタルパーク
川邉雅規《月のキオク》2006年 富山市ガラス美術館
撮影:末正真礼生
高橋まき子《まどろみ掬い》2025年 作家蔵
Noctis影と光のグラスアート
会期:2026年3月7日(土)~6月21日(日)
開場時間:◎~3月31日/午前9時30分~午後6時(金・土曜日は午後8時まで。入場は閉場の30分前まで)
◎4月1日~/午前9時30分~午後6時(入場は午後5時30分まで)
閉場日:第1・3水曜日、5月13日(水) ※5月6日(水)は開場
会場:富山市ガラス美術館2・3階 展示室1-3
概要
今日、私たちの住む世界の夜は、まばゆい光であふれています。しかし、科学技術が発達し都市が拡大するまでは、人々はかすかな明かりで夜を過ごしていました。月や星の光、ランプの明かりは、闇への恐怖に対する心の拠り所でしたが、闇の中に浮かび、またたき、揺らめく光は、謎に満ちた夜の世界への豊かな想像力を育むものでもありました。
19世紀から現代にかけて、ガラスを素材とした作品は、その光と影の妙によって、豊かな象徴性や幻想性を帯びたものとなります。中でも、神秘的な光が織りなす陰翳(いんえい)によって夜や闇を表現した作品は、時には未知のものへの畏(おそ)れとして、時には夢幻の世界への憧れとして、観る者の心を震わせました。趣に富んだ夜と闇の造形世界は、私たちの内面に絶えずはたらきかけ、心の奥に眠っている感性を呼び起こし続けて来たのです。
本展覧会は、ラテン語で「夜の」「闇の」を意味する「Noctis」と題し、ガラスならではの光が生む影、そして影が表現する夜と闇の魅力に迫ろうとする試みです。
夕陽の射す森に佇(たたず)む。星に導かれて宵闇を歩く。月明かりの下で夜をさまよう……。
神秘的な光で影を、幻想的な影で夜や闇の不思議さ、美しさを表した作品との出会いは、見慣れた世界を新たな感性で捉える心を私たちに開かせてくれるでしょう。
ガラスが魅せる、深淵なる影と光の世界へようこそ。
出品作家
エミール・ガレ、ドーム、フリードリヒ・エガーマン、ヨハン・レッツ・ヴィトヴェ工房、
ルイス・C.ティファニー、ガブリエル・アルジィ=ルソー、フランソワ・デコルシュモン、
アマルリック・ワルター、ジャン=バティスト・カミーユ・コロー、シャルル=フランソワ・ドービニー、ルネ・マグリット、ジェイ・マスラー、ギゼラ・シャボコヴァ、ヨセフ・マレク、市川篤、池本一三、
小澄正雄、ロナルド・ペンネル、ヤロミール・リバーク、ヤン・エクスナル、小田橋昌代、木越あい、
木下結衣、小曽川瑠那、岩田藤七、ロベール・クーチュリエ、塩谷直美、渡辺知恵美、
イヴァン・マレシュ、藤田喬平、エルヴィン・アイシュ、川邉雅規、小島有香子、渋谷良治、高橋まき子、竹内洪、リチャード・マイトナー、藤田潤、山科昌子、石井康治(章構成順)
インフォメーション
観覧料
一般 1,200円(1,000円)、大学生 1,000円(800円)
※( )内は20名以上の団体
※本展観覧券で常設展(4階、6階)もご覧いだけます
※下記に該当する方は観覧料が無料となります。
〇高校生以下の方 〇富山市に住民登録がある70歳以上の方 〇おでかけ定期券をご提示の65歳以上の方
〇身体障害者手帳、療育手帳、または精神障害者保健福祉手帳をご提示の方及びその介助者(1名)
〇団体引率者
前売券取扱い
前売券販売価格:一般 1,000円 (当日券:一般 1,200円)
販売場所:TOYAMAキラリ1F総合案内、アスネットカウンター(Tel:076-445-5511)
販売期間:3月6日(金)まで
関連プログラム
記念講演会「エミール・ガレの作品にみる『夜』」
日 時:2026年4月25日(土)午後2時から3時まで
場 所:富山市ガラス美術館 2階ロビー
講 師:山根郁信(エミール・ガレ研究家)
参加無料、申込み不要(入場の際、展覧会チケットの半券をご提示ください。)
ワークショップ「大人の美術部 装うガラス‐星月夜‐」
日 時:2026年5月24日(日)午後1時30分から4時まで
場 所:富山市ガラス美術館 2階会議室
講 師:木下結衣(展覧会出品作家)
対 象:18歳以上
定 員:8名
参加費:4,000円 事前申込み制(応募多数の場合は抽選)
※申込み方法などの詳細は美術館ウェブサイトをご覧ください。
学芸員によるギャラリートーク
日 時:2026年3月22日(日)、4月18日(土)、5月10日(日)、6月20日(土) 各回午後2時から
場 所:富山市ガラス美術館 2・3階展示室1-3
参加無料、申込み不要
※展示室への入場には、本展観覧券が必要です。
〇関連プログラムの詳細は美術館公式ウェブサイトやSNSなどでお知らせします。
〇プログラムは都合により中止、または変更となる場合があります。最新の情報は美術館公式ウェブサイトをご確認ください。
お問い合わせ
富山市ガラス美術館
電話:076-461-3100
E-mail: bijutsukan-01@city.toyama.lg.jp





