ハーヴェイ・K・リトルトン《黄色の冠Ⅱ》1984年 撮影:斎城卓

ケイト・ベイカー《Within Matter #7》2020年 
撮影:末正真礼生

佐々木類《植物の記憶》2019年 撮影:岡村喜知郎

スタニスラフ・リベンスキー&ヤロスラヴァ・ブリフトヴァー《傾き》2000年 撮影:斎城卓

展覧会

開館10周年記念
Livesライブズ―富山市ガラス美術館所蔵品選

会期:2025年7月18日(金)~10月13日(月・祝)

開場時間:午前9時30分~午後6時
(金・土曜日は午後8時まで。入場は閉館の30分前まで)

閉場日:第1・3水曜日(9月3日は閉場)、9月10日(水)

会場:富山市ガラス美術館2・3階 展示室1-3

概要

本展では、富山市ガラス美術館所蔵す約600点の作品の中から、21名の作家により制作された作品約50点に焦点を当て、それぞれの作品に表された「生=Lives」をご紹介いたします。

Life(ライフ)やlive(リブ)という言葉には、「命」「生き物」「生活」「動き」など、様々な意味が含まれています。それらは、今を生きる私たちの存在や状態を示す言葉であると同時に、古くから多くの芸術家たちが取り組んできた大きなテーマと言えます。また、2025年で美術館は開館から10年を迎えます。この10年という長くも短い時間の間、私たちは穏やかな日常を過ごす一方で、感染症の世界的流行や、地震をはじめとする大規模災害の発生、戦争の勃発などに遭遇しました。われわれを取り巻く環境や情勢は急速に変化を見せ、今この時も「生」の在り方や大切さについて問うような出来事や転機に直面し続けています。本展の出品作品に見る「生」の表現や、繊細でありながらも力強い造形、感情や記憶を揺さぶるような視覚的・聴覚的な体験を通して、改めて自分自身や身近な事物へと目を向け、揺れ動く時勢の中でどのように生き、歩んでゆくのかを、ともに見つめ分かち合う機会となれば幸いです。

 

 

出品作家

ケイト・ベイカー、ハワード・ベン・トレ、アエサ・ビョルク、シゲフジシロ、藤田喬平、言上真舟、ダフナ・カフマン、マルタ・クロノフスカ、小曽川瑠那、スタニスラフ・リベンスキー&ヤロスラヴァ・ブリフトヴァー、ハーヴェイ・K・リトルトン、マリア・ルゴッシー、ハビエル・ペレス、カースティ・レイ、佐々木類、イヴァナ・シュラームコヴァー、リノ・タリアピエトラ、髙橋禎彦、ダリア・トルスカイトゥ、アン・ヴォルフ(アルファベット順)

インフォメーション

観覧料

観覧料:一般 1,200円(1,000円)、大学生 1,000円(800円)

〇( )内は20名以上の団体

〇高校生以下無料

〇本展観覧券で常設展(4階、6階)もご覧いだけます

〇オンラインで事前購入いただけます(通常料金のみ)

前売券取扱い:一般1,000円のみ 〇TOYAMAキラリ1階総合案内 〇アスネットカウンター(Tel. 076-445-5511)

関連プログラム

学芸員によるギャラリートーク

日時:7月19日(土)、8月16日(土)、8月30日(土)、9月27日(土)、

10月11日(土) 各回午後2時から

会場:富山市ガラス美術館2・3階 展示室1-3

参加無料、申込み不要

 

フレームワーク制作体験ワークショップ

日時:8月2日(土)①午前10時から ②午後2時から

会場:富山ガラス造形研究所

講師:小曽川瑠那(ガラス作家)

対象:小学5年生以上(小学生は要保護者同伴)

参加費:材料費

◎事前申込み制(応募多数の場合は抽選)

 

万華鏡制作ワークショップ

日時:9月13日(土)午前10時から

会場:富山市ガラス美術館2階ロビー

対象:小学生以上(小学生は要保護者同伴)

参加費:材料費

◎事前申込み制(応募多数の場合は抽選)

 

※展示室への入場には、本展観覧券が必要です。

※関連プログラムの詳細は美術館公式ウェブサイトやSNSなどでお知らせします。

※プログラムは都合により中止、または変更となる場合があります。

最新の情報は美術館公式ウェブサイトをご確認ください。

お問い合わせ

富山市ガラス美術館
電話:076-461-3100
E-mail: bijutsukan-01@city.toyama.lg.jp