コーニング・ガラス美術館共同企画
New Glass Now
会期:2022年7月16日(土)~10月16日(日)
開場時間:午前9時30分~午後6時
(金・土曜日は午後8時まで、入場は閉場の30分前まで)
閉場日:第1・3水曜日
概要
2021年4月、富山市ガラス美術館と世界最大級のガラスコレクションを誇るコーニング・ガラス美術館(アメリカ)は、「New Glass Now」展の共同開催を皮切りとした文化プロジェクトに関する相互協力の協定を締結しました。
コーニング・ガラス美術館では1959年に開催された「Glass 1959」展以降、1979年の「New Glass: A Worldwide Survey」展の開催や『New Glass Review』の発行、ガラス作家たちへの継続的な支援を通じて、現代ガラスの動向の把握に努めるとともに、優れた現代ガラスの豊かなコレクションを形成してきました。今回はそのコレクションの中でも、2019年開催の「New Glass Now」展に出品され、その後収集された50以上の作家および団体による作品を特別にお借りし、展示を構成します。世界に向けて公募され、厳正な選定を経て集められた作品からは、素材としてのガラスの特性から引き出される新たな表現や、今日の我々を取り巻く状況や問題をテーマに制作を行う作家たちの多様な試みを見ることが出来ます。ぜひこの特別な機会に、現代ガラスの「今」を捉えた作品の数々をご覧ください。
出品作家
Tamás ÁBEL; James AKERS; Miya ANDO; Atelier NL, Lonny van RYSWYCK and Nadine STERK;
Kate BAKER; Ans BAKKER; Dylan BRAMS; Stine BIDSTRUP; Monica BONVICINI; Lothar BÖTTCHER;
Ronan BOUROULLEC and Erwan BOUROULLEC for Iittala Inc.; Keeryong CHOI; David COLTON;
Matthew CURTIS; Deborah CZERESKO; Doris DARLING; Ross DELANO, Erikh VARGO and Brad PATOCKA;
David DERKSEN for Tre Product; Nadège DESGENÉTEZ; Judi ELLIOTT; Maria Bang ESPERSEN;
Nickolaus FRUIN; Sachi FUJIKAKE; Martino GAMPER for J. & L. Lobmeyr;
Jeff GOODMAN and Jeff Goodman Studio; Hanna HANSDOTTER for Kosta Boda; Jochen HOLZ;
Krista ISRAEL, Ayako TANI and Hans de KRUIJK; Soobin JEON;Jitka KOLBE-RŮŽIČKOVÁ;
James MAGAGULA and Ngwenya Glass; Karina MALLING; Stanislav MÜLLER and Radka MÜLLEROVÁ;
Fredrik NIELSEN; Aya OKI; Sharyn O’MARA; Suzanne PECK and Karen DONNELLAN; Andrea da PONTE;
Tomáš PROKOP; Kirstie REA; Tomo SAKAI; Megan STELLJES; Austin STERN; C. Matthew SZÖSZ;
Sylvie VANDENHOUCKE; Qin WANG; Erwin WURM; Bohyun YOON
主 催 富山市ガラス美術館
共 催 コーニング・ガラス美術館
後 援 在大阪・神戸米国総領事館、北日本新聞社、富山新聞社、北日本放送、富山テレビ放送、
チューリップテレビ
チラシ(クリックしてご覧ください。)
プレスリリース(クリックしてご覧ください。)
関連プログラム
■特別記念講演会
日 時:7/16(土)14:00から
会 場:富山市ガラス美術館2階ロビー
講 師:スージー・J・シルバート氏(コーニング・ガラス美術館 戦後・現代ガラス担当キュレーター)
スージー氏が講演予定でしたが都合により来日できないため、リチャード・ホワイトリー氏がスージー氏作成の資料を用いて代理で講演します。
代理講師:リチャード・ホワイトリー:(コーニング・ガラス美術館スタジオ シニア・プログラム・マネージャー)
※参加無料、逐次通訳付き
※講演会の様子は美術館公式Youtubeチャンネルにてライブ配信予定です。下記URLからご視聴いただけます。
配信URL:https://youtu.be/0XZYQB702lc
■学芸員による見どころトーク
担当の学芸員が展覧会の見どころをご紹介します。
日 時:7/30(土)、8/6(土)、9/3(土)、9/17(土)、10/1(土)、10/15(土) 各回14:00から
会 場:富山市ガラス美術館
※参加無料、申込み不要
■アートでおしゃべり鑑賞会!
日 時:8/20(土)①10:30から ②14:00から
講 師:三ツ木紀英(NPO法人 芸術資源開発機構 代表/アート・エデュケーター)
対 象:小学3・4年生
※要申し込み(応募者多数の場合は抽選)
※応募方法、参加料、対象学年などの詳細情報は、こちらをご覧ください。
〇 展示室への入場には、本展観覧券が必要です。
〇 関連プログラムの詳細は、美術館ウェブサイトやSNSなどでお知らせします。
〇 プログラムは都合により中止、または変更となる場合があります。
〇 最新の情報は美術館ウェブサイトにてご確認ください。
カタログ
コーニング・ガラス美術館共同企画 New Glass Now
2022年7月16日発行/サイズ:A4変形/116頁/価格1,600円
日英併記/デザイン:彼谷雅光(ナチュラル・デザインスタジオ)
目次 CONTENTS
P.4 メッセージ キャロル・B・ワイト Message Karol B. Wight
P.5 ごあいさつ 土田 ルリ子 Foreword Tsuchida Ruriko
P.6 コーニング・ガラス美術館について About The Corning Museum of Glass
P.7 「NEW GLASS NOW」について About New Glass Now
P.9 Section I 自然、土地にまつわる Nature and the land
P.19 Section II 集合のかたち Aggregate forms
P.29 Section III 社会問題へのまなざし A focus on social issues
P.37 Section IV ガラスが物語る Stories in glass
P.45 Section V 新たな技術やデザインに挑む Tackling new techniques and designs
P.55 Section VI「私」とは何か?「人間」とは何か? What am I? What is human?
P.66 NEW GLASS is NOT NEW スージー・J・シルバート Susie J. Sillbert
P.74 多様化する現代ガラスの「今」 古澤 かおり
The growing diversity of contemporary glass ‘now’ Furusawa Kaori
P.84 出品作家略歴 Biographies
P.109 出品作品リスト List of Works
※情報は発行当時のものです。何卒ご了承ください。
インフォメーション
観覧料
一般1,200円 (1,000円) 大学生1,000円(800円)
○( )内は20名以上の団体
○高校生以下無料
○本展観覧券で常設展も観覧可
前売券取扱い
一般1,000円のみ
○TOYAMAキラリ1階総合案内
○アスネットカウンター Tel 076-445-5511
→取り扱いは終了しました。(7/15)
お問い合わせ
富山市ガラス美術館
電話:076-461-3100
E-mail: bijutsukan-01@city.toyama.lg.jp