ボフミール・エリアッシュ《母性》2003年、撮影:末正真礼生

神代良明《Structural Blue 60.2》2021年、撮影:末正真礼生

ウラジミール・コペツキー《ストレンジ・テーブル》
1985-1988年、撮影:末正真礼生

ヨセフ・マレク《The way out》1997年、撮影:末正真礼生

田嶋悦子《Cornucopia 05-Ⅶ》2005年、撮影:斎城卓

津守秀憲《胎動 ’17-4》2017年、撮影:末正真礼生

小林千紗《しろの くろの かたち 2021-1》2021年
撮影:末正真礼生

展覧会

コレクション展 交錯こうさくする素材

会期:2024年6月8日(土)〜2024年12月1日(日)

開場時間:午前9時30分~午後6時
(金・土曜日は午後8時まで。入場は閉館の30分前まで)

閉場日:第1・3水曜日

会場:展示室4・透ける収蔵庫(4階)

概要

「アーチストはこれから先、ガラスだけをあつかうということはなくなるのではないかと思います。ほかの素材や違った技術に関心をもつようになるでしょう。つまり厳密にガラス作家と定義される人たちはいなくなってもおかしくない。ガラスも使うけれど、ほかの素材も使うのが当たり前になると思います。」*

 

これはチェコの作家、ボフミール・エリアッシュが1994年のインタビューにおいて、ガラス芸術の将来について問われた際の発言です。ちょうど30年が経過した現在、ガラスと異素材を組み合わせることや、ガラス制作と並行して他の素材や手法での制作を行うことは、エリアッシュが予見したように「当たり前」となったと言っても過言ではないでしょう。今回のコレクション展では、ガラスと様々な素材や制作手段とが出会うことから生まれる幅広い表現をご紹介します。

 

*「1994年9月30日 ボフミール・エリアッシュ氏インタヴュー 聞き手:武田厚」『拡張するガラス:美の表現者たち』展カタログ、152頁、横浜美術館、朝日新聞社、1995年

 

 

出品作家

ボフミール・エリアッシュ、小林千紗、菅澤利雄、岩田藤七、ヨセフ・マレク、ヤロミール・リバーク、田嶋悦子、神代良明、津守秀憲、塚田美登里、ウラジミール・コペツキー、ブライアン・ハースト、

ブライアン・パイク、バーティル・ヴァリーン(展示導線順)

 

 

出品作品リスト(クリックしてご覧ください)

 

 

関連プログラム

ギャラリートーク

参加無料 申し込み不要

日 時: 2024年6月30日(日)、7月28日(日)、8月24日(土)、9月14日(土)、10月20日(日)、

11月16日(土)

各回午後2時より開催

会 場: 富山市ガラス美術館 展示室4・透ける収蔵庫(4階)

 

〇 事前申し込みは不要です。

〇 展示室への入場には、本展観覧券が必要です。

〇 関連プログラムの詳細は、美術館ウェブサイトやSNSなどでお知らせします。

〇 プログラムは都合により中止、または変更となる場合があります。

〇 最新の情報は美術館ウェブサイトにてご確認ください。

インフォメーション

観覧料

一般、大学生200円(170円)、高校生以下は無料、.富山市に住民登録がある70歳以上の方は無料

※(  )内は20名以上の団体料金

※.本展観覧券でグラス・アート・ガーデン(6F)もご覧いただけます。

※企画展の観覧券をお持ちの方は、本展およびグラス・アート・ガーデン(6F)もご覧いただけます。

お問い合わせ

富山市ガラス美術館
電話:076-461-3100
E-mail: bijutsukan-01@city.toyama.lg.jp