赤松音呂《チジキンクツ》2013年、作家蔵、©赤松音呂
展示風景:「CyberArts 2015」OK Center for Contemporary Art [リンツ、オーストリア]、2015年

赤松音呂《チョウズマキ》2020年、作家蔵、©赤松音呂

佐々木類《Liquid Sunshine / I am a Pluviophile》2019年
コーニングガラス美術館蔵
Corning Museum of Glass (2018.6.2), 33rd Rakow Commission, funded by the Juliette K. and Leonard S. Rakow Endowment Fund

磯谷博史 展示風景:「六本木クロッシング2019展:つないでみる」森美術館[東京]、2019年

磯谷博史《12 hours》2005年、作家蔵、写真:新津保建秀

展覧会

インタラクション:響きあうこころ

会期:2020年12月12日(土)~2021年3月14日(日)

開場時間:午前9時30分~午後6時 ※入場は閉場の30分前まで
(金・土曜日は午後8時まで。12月29日~1月3日は午後5時まで)
※初日のみ開会式(午前10時30分より)終了後開場

閉場日:第1、第3水曜日、12月31日

会場:展示室1・2(富山市ガラス美術館2階)

概要

偶然に出会う光景から感じた音や光、時間の流れによって、自身の感覚や記憶が呼び覚まされることがあります。そのような体験により、私たちと目の前の光景との間には私的なつながりが生まれます。本展では「対話」を意味する「インタラクション」をテーマに、見る者の感覚や記憶に作用し、作品との積極的な関わりを促す3名の作家を紹介します。

赤松音呂、磯谷博史、佐々木類は、身近な事象を手がかりに、作品を制作しています。地磁気(ちじき)を表現に取り入れた赤松の《チジキンクツ》。蜂蜜にまつわる多様な時間や記憶を照らし出す磯谷の《花と蜂、透過する履歴》。富山の曇りがちな空や雨から着想を得た、佐々木の≪Liquid Sunshine / そらにみつろうか≫など、本展の出品作品には、世界と自身のつながりを感じとる作家の気づきが重なり合っています。作品を介してこころが触れ合うことで、私たちは身近なものとのつながりに気づき、新たな視点で世界を捉え始めるでしょう。

 

出品作家:赤松音呂、磯谷博史、佐々木類

関連プログラム

〇出品作家によるアーティストトーク
12月12日(土)午前11時30分より
[会場] 富山市ガラス美術館2階 ロビー
[参加作家] 赤松音呂、磯谷博史、佐々木類
※事前申込は不要です。直接会場にお越しください。
※参加無料。

 

〇見どころトーク
12月19日(土)、27日(日)、1月9日(土)、24日(日)、2月6日(土)、21日(日) 各回午後2時より
[会場] 富山市ガラス美術館2階 会議室1・2 ※2月21日(日)のみ6階レクチャールーム
[定員] 各回先着17名程度
※事前申込は不要です。直接会場にお越しください。
※参加無料。ただし参加には本展の観覧券が必要です。

 

〇イブニングトーク
3月12日(金)午後6時より
[会場] 富山市ガラス美術館2階 会議室1・2
[定員] 先着17名程度
※事前申込は不要です。直接会場にお越しください。
※参加無料。ただし参加には本展の観覧券が必要です。

 

◎関連プログラムは都合により中止、または変更となる場合があります。
最新の情報は当館ウェブサイトをご確認ください。

 

カタログ

インタラクション:響きあうこころ
2020年発行/サイズ:A4変形/80頁/価格1,600
日英併記/デザイン:羽田純(株式会社ROLE)、
久保田光明(株式会社ROLE

 

[目次]

・ごあいさつ 渋谷良治(富山市ガラス美術館長)

・インタラクション 相互作用の芸術 芸術の相互作用

畠中実(NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]主任学芸員)

・アーティストステートメント・図版
赤松音呂
磯谷博史
佐々木類

・インタラクション:響きあうこころ 青木智子(富山市ガラス美術館学芸員)

・作品リスト

・作家略歴

※情報は発行当時のものです。何卒ご了承ください。

インフォメーション

観覧料

一般 700円(500円)  大学生500円(400円)

*(  )内は20名以上の団体 *高校生以下は無料
*本展観覧券で常設展も観覧可

主催:富山市ガラス美術館

後援:北日本新聞社、富山新聞社、北日本放送、チューリップテレビ、富山テレビ放送

お問い合わせ

富山市ガラス美術館
電話:076-461-3100
E-mail: bijutsukan-01@city.toyama.lg.jp