
花瓶《ナディカ》
1930年
北澤美術館所蔵
撮影:清水哲郎

三足鉢《シレーヌ》
1920年
北澤美術館所蔵
撮影:竹本春二

飾箱《ルナリア》
1914年
北澤美術館所蔵
撮影:清水哲郎

左奥より
燭台《トウキョウ》1935年
グラスセット《トウキョウ》1930年
ナイフレスト《ニッポン》1933年
フィンガーボール《トウキョウ》1933年
北澤美術館所蔵
撮影:清水哲郎

カーマスコット《スピード》
1929年
北澤美術館所蔵
撮影:清水哲郎

ランプ《孔雀》
1910年
北澤美術館所蔵
撮影:清水哲郎

香水瓶《真夜中》 ウォルト社
1924年以降
北澤美術館所蔵
撮影:尾形隆夫
北澤美術館所蔵 ルネ・ラリック -モダン・パリのエレガンス-
会期:2019年4月27日(土)~9月23日(月・祝)
開場時間:午前9時30分~午後6時 ※初日のみ開会式(午前11時より)終了後開場
(金・土曜日は午後8時まで。入場は閉館の30分前まで)
閉場日:5月8日(水)、5月15日(水)、6月5日(水)、6月19日(水)、7月3日(水)、7月17日(水)、8月7日(水)、8月21日(水)、9月11日(水)、9月18日(水)
会場:展示室1・2(2F)
概要
19世紀末から20世紀初頭にかけ、フランスのガラス工芸は黄金期を迎えます。色彩豊かな自然のモチーフで19世紀末よりアール・ヌーヴォーのガラスを展開したナンシーのエミール・ガレ(1846-1904)。彼とは対照的に、ガラスの透明性を活かし、20世紀はじめのモダンなスタイル「アール・デコ」を生み出したのが、ルネ・ラリック(1860-1945)です。ラリックはジュエリー作家として前半生を過ごし、1900年のパリ万国博覧会ではグランプリを受賞するなど工芸家として頂点をきわめた後、50歳を超えてガラス工芸に挑み、1925年パリのアール・デコ博覧会では世界的な注目を浴びます。ラリックは香水瓶から建築装飾に至るまで暮らしを彩る幅広い分野にガラスを用いることで、モダンなライフ・スタイルを提案しました。ガレのコレクションで知られる長野県諏訪市の北澤美術館は、ラリックのガラス芸術においても世界有数のコレクションを所蔵しています。本展では、その中から代表作を選びご紹介いたします。光が織りなす夢の世界をお楽しみください。
インフォメーション
観覧料
一般:700円(500円)
大学生:500円(300円)
「MARTA KLONOWSKA Istota/マルタ・クロノフスカ 不思議ないきもの」展との共通観覧券
一般:1,000円(800円)
大学生:800円(500円)
※小中高生未就学児 無料
※( )は団体料金
◎本展覧会観覧券で常設展もご覧いただけます
■主催:富山市ガラス美術館
■後援:北日本新聞社、富山新聞社、北日本放送、チューリップテレビ、富山テレビ放送
関連プログラム
■ウエルカムコンサート
日時:4月27日(土)10時30分~11時
会場:富山市ガラス美術館 2Fロビー
料金:無料
出演者:チェロ奏者 鈴木岳(桐朋学園大学院大学)、ピアノ奏者 笹島陽子(ピアノ講師)、藪下将司
曲目:
ドビッシー作曲(フランス)月の光、アラベスク、前奏曲「鎮める寺」ほか
ショパン作曲(ポーランド)スケルツゥオ第3番ほか
■開会式
日時:4月27日(土)午前11時~
会場:富山市ガラス美術館 2F ロビー
料金:無料
■本展監修者による記念講演会
日時:8月3日(土)午後2時~
会場:富山市ガラス美術館 6F レクチャールーム
料金:無料
講師:池田 まゆみ(本展監修者、北澤美術館主席学芸員)
■夏休みこどもワークショップ
「切り絵でオリジナルの花びんをつくろう!」
日時:8月11日(日・祝) 午後1時~午後3時
会場:富山市ガラス美術館2F 会議室1・2
講師:佐々木愛(美術作家)
対象:小学生(小学3年生までは保護者同伴)
定員:15名
費用:無料
申込方法:
8月4日(日)(必着)までに、往復ハガキまたはEメール(件名「夏休みこどもワークショップ」)にて、参加人数、郵便番号、住所、参加者全員の氏名(フリガナ)、年齢、電話番号、返信用連絡先をお知らせください。
※応募多数の場合は抽選になります。当落にかかわらず8月5日よりハガキまたはEメールで連絡します。
※定員に空きがある場合のみ当日参加可能です。
※当日ご参加の方は汚れてもいい服装でお越しください。
展示室の設定温度
作品保護のため、本展の展示室内の温度は20℃前後に設定しております。
そのため、展示室内は寒く感じる場合がございますので、ご入場の際はコートや防寒具、羽織るものなどを
お持ちいただくことをお勧めいたします。
なお、各階受付にて羽織りものを貸し出ししておりますが、数に限りがございます。
皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。
お問い合わせ
富山市ガラス美術館
電話:076-461-3100
E-mail: bijutsukan-01@city.toyama.lg.jp