扇田克也光のカタチ
会期:2018年4月28日(土)~2018年9月3日(月)
開場時間:午前9時30分~午後6時 ※初日のみ開会式(午前11時より)終了後開場
(金・土曜日は午後8時まで。入場は閉館の30分前まで)
閉場日:5月9日(水)、16日(水)、6月6日(水)、20日(水)、7月4日(水)、18日(水)、8月8日(水)、22日(水)
概要
本展は、主にガラスを素材に柔らかな光を湛(たた)える作品を生み出す作家、扇田克也の個展です。扇田は金沢美術工芸大学の鋳金科を卒業後、東京ガラス工芸研究所にてガラスによる制作を学びました。1980年代後半より、型にガラスを詰め、熱を加えて熔かし、その後冷やし固めるコールド・キャストの方法を用い始め、簡潔なかたちの中に、光の存在を意識させる作品の制作に取り組みます。家、山、大地、雨、海、星々といった、身の回りの風景の中にあるものを見つめ、日々を生きる中での体験から発見を得て生み出される扇田の作品には、自然の秩序の中で営まれる、ささやかな日常を慈しむ作家の眼差しが投影されています。本展では初期から現在に至るまでの作品から、静謐(せいひつ)であたたかな存在感を放つ扇田の作品世界を紹介します。
関連プログラム
■開会式・作家によるギャラリートーク
日時:4月28日(土)午前11時~
会場:富山市ガラス美術館2階 ロビー
※一般の方もご覧いただけます。
※ギャラリートークは展示室1・2にて行います。入場には本展観覧券をご提示下さい。
■扇田克也 ギャラリートーク
日時:8月11日(土・祝)
各回14:00~
会場:富山市ガラス美術館 展示室1・2(2F)
■学芸員によるギャラリートーク
日時:5月19日(土)、6月16日(土)、6月30日(土)、7月14日(土)、8月25日(土)
各回14:00~
会場:富山市ガラス美術館 展示室1・2(2F)
■作家による公開制作
日時:7月14日(土)14:30~
会場:富山市ガラス美術館 ロビー(2F)
■納涼・光のカタチまつり
日時:7月28日(土)
・作家によるギャラリートーク 14:00~ 展示室1・2(2F)
・ワークショップ:HOUSEMANと家を描こう! 14:45頃~15:45頃 ロビー(2F)
・上野雄次氏によるパフォーマンス 16:00頃~ ロビー(2F)
※関連プログラムはいずれも事前申込不要。展示室への入場には本展観覧券をご提示下さい。
※ワークショップ・パフォーマンスは参加無料です。
※ワークショップの受付時間は午後3時30分までとなっております。ただし予定数が終わり次第
終了いたします。(先着順)参加をご希望の方は2Fロビーのワークショップ会場までお越しください。
※関連プログラムの日時は都合により変更となる場合があります。
インフォメーション
観覧料
一般:700円(500円)
大学生:500円(300円)
※小中高生未就学児 無料
◎本展覧会観覧券で常設展もご覧いただけます
「ダブルリフレクション:世界を見つめなおす瞬間(とき)」展(4/7-6/17)または「アレナ・マチェイカ 神秘的な世界への旅」展(7/7-9/3)との共通観覧券
一般 1,000円(800円) 大学生 800円(500円)
※( )は団体料金
3展共通観覧券(6/17まで販売)一般 1,200円(一般のみ)
3展共通観覧券取扱い:TOYAMAキラリ1階総合案内、アーツナビ Tel 076-432-3113
■主催:富山市ガラス美術館
■後援:富山新聞社、北國新聞社、北日本放送、チューリップテレビ、富山テレビ放送
■カタログ
扇田克也 – 光のカタチ
2018年発行/サイズ:A4変形/92頁/価格1,500円
日英併記/デザイン:南知子(stompdesign)
デザイン監修:彼谷雅光(ナチュラル・デザインスタジオ)
[目次]
・ごあいさつ 渋谷良治(富山市ガラス美術館長)
・さよならレボリューション 扇田克也
・展覧会によせて 上野雄次(花道家/アーティスト)
・扇田克也の「ガラスの家」≪ワタシノアヲゾラ/アメノヒモアル≫ 苫名真(北海道立近代美術館学芸部長)
・光のカタチ 中島春香(富山市ガラス美術館学芸員)
・図版
・作品リスト
・作家略歴
・主要参考文献
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- 情報は発行当時のものです。何卒ご了承下さい。
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富山市ガラス美術館
電話:076-461-3100
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