ガラスの街とやま連携展「Toyama Glass×…」
会期:2023年2月11日(土・祝)~2月19日(日)
観覧料:無料
開場時間:午前9時30分~午後6時
(入場は閉場の30分前まで)
概要
富山市は、これまで30年以上にわたり、ガラスをテーマとした政策をまちづくりの柱の一つに掲げてまいりました。ガラス作家を育成する「富山ガラス造形研究所」、文化的産業としてガラスを振興する「富山ガラス工房」、そして芸術としてのガラスを鑑賞し親しむことのできる「富山市ガラス美術館」—この3つの柱を拠点に、富山市は「ガラスの街づくり」を推進する世界でも有数の街となっています。
その一つである富山ガラス工房は、長谷川窯業研究所の協力により、2001年に県内の朝日町で採れる翡翠の廃石を有効活用し、淡く柔和な白緑(びゃくろく)色ガラスを開発、「越翡翠(こしのひすい)」と命名しました。その後は富山大学との共同研究によって、2006年に富山湾の深い青緑色をイメージした「越碧(こしのあお)」を開発し、2018年には越翡翠に紫苑(しおん)・青磁(せいじ)の2色を加えました。さらには、2020年に大地に輝く稲穂を想わせる「越琥珀(こしのこはく)」を創生し、この全5色を「富山曼荼羅彩(とやままんだらさい)」と名付け、衣食住にまつわるうつわやアクセサリー製品を展開しています。
今回、私たちは「富山曼荼羅彩」の中から、「越翡翠」(白緑)、「越碧」、「越琥珀」の3色を選び、現在日本のグラスアート界を牽引する3名の作家に、自由な制作を依頼しました。富山の風土を象徴する色ガラスが、今をときめく作家の手に委ねられ、掛け合わされたとき、どんな表情をもって、またどのような姿で立ち現れてくれるのでしょう。その新たな発見の結晶をお楽しみください。
同時開催
富山ガラス造形研究所 卒業制作展2023
詳細はこちらをご覧ください。
出品作家
高橋禎彦、安田泰三、松藤孝一
チラシ(クリックしてご覧ください。)
関連プログラム
「富山曼荼羅彩 ガラス万華鏡 制作ワークショップ」
ガラスの粒を使って、自分だけの万華鏡を作ってみませんか?今回のワークショップでは、通常の制作体験で使用する色とりどりのガラスパーツに加えて、富山ガラス工房が開発した美しい五色の色ガラス「富山曼荼羅彩」の粒もご用意いたします。富山でしか作れない色鮮やかな万華鏡づくりをお楽しみください。
日 時 2023年2月18日(土) 10:30-11:30 (受付開始10:15)
会 場 富山市ガラス美術館6階 レクチャールーム
対 象 一般の方(小学生以上)
定 員 20名 (コロナ禍に付き、お子様一人に大人一人の付き添いまで)
費 用 1900円(税込)(お支払いは当日に会場で現金のみ)
申し込み 完全事前予約制(2/5~電話にて予約受付開始/先着順)
予約・お問い合わせ 富山ガラス工房 第2工房 ☎︎076-436-3322 (9:00-17:00)