リノ・タリアピエトラ ライフ・イン・グラス
会期:2019年10月12日(土)― 2020年2月9日(日)
開場時間:午前9時30分 ~午後6時 ※初日は開会式(午後1時~)終了後開場
(金・土曜日は午後8時まで、入場は閉場の30分前まで)
閉場日:第1、第3水曜日、12/31(火)、1/8(水)(ただし1/1(水)は開場)
概要
現代ガラス芸術の巨匠リノ・タリアピエトラは、1934年、ヴェネチアン・グラス生産の中心地であるイタリアのムラーノ島で生まれました。幼少期より、ガラス工房の職人から伝統的な吹きガラスの技術を学んだタリアピエトラは、卓越した技と発想をもつマエストロとして頭角を現します。地元の工房でデザイン製品の制作や監修に携わりながらも、1970年代からはアメリカでの活動を展開し、国際的な教育機関などでの指導を通じて、ムラーノ島で培われた制作技術を伝え広めてきました。
その後、自身の制作活動に専念するようになった彼は、行く先々で出会う都市や自然、世界各地の文化や言葉の響きがもつイメージなどに着想を得て作品に取り入れています。ガラスと対話を重ねる中で、形や色、素材の組み合わせを探求する彼の作品は、生気に満ちた鮮やかな色彩や、溶けたガラスの伸びやかな動きが表されます。本展では、1950年代から現在までに制作された約80点の作品を展示することで、リノ・タリアピエトラがガラスに捧げた足跡を辿ります。
関連プログラム
■開会式
日 時:10月12日(土) 午後1時より
会 場:富山市ガラス美術館 2階ロビー
※一般の方もご覧いただけます。
■出品作家による公開制作
!参加募集の受付は終了しました。たくさんのお申込みをいただき、ありがとうございました。!
日 時:2019年10月13日(日)午前10時~12時
(都合により10月14日(月・祝)に変更となる場合があります)
会 場:富山ガラス工房第2工房 ※会場に駐車場あり
(美術館からの送迎バス希望者は、当日9:30に美術館1階に集合し、バスにて会場へ移動)
参加費:無料
定 員:50名(応募多数の場合は抽選)
申込方法:9月6日(金)までにEメールにて参加者氏名(フリガナ、2名まで)、郵便番号、住所、電話番号、返信用メールアドレス、送迎バス(25名まで)利用希望の有無を下記Eメールアドレスへご連絡下さい。
Eメール:bijutsukan-01@city.toyama.lg.jp
※当落に関わらず返信用メールアドレスにご連絡します。
※開催日程について必ずご来場前に美術館ウェブサイトでご覧ください
■学芸員によるギャラリートーク
日 時:10月26日(土)、11月9日(土)、11月23日(土)、12月7日(土)、12月21日(土)、2020年1月11日(土)、1月18日(土)、2月1日(土)各回午後2時より
会 場:富山市ガラス美術館 2・3階 展示室1-3
料 金:無料(ただし、入場には本展観覧券をご提示ください。)
インフォメーション
観覧料
一般 1,000円(800円)/大学生 800円(600円)
※( )内は20名以上の団体 ※小中高生未就学児無料
※本展観覧券で常設展も観覧可
■主催:富山市ガラス美術館
■後援:イタリア大使館、イタリア文化会館、北日本新聞社、富山新聞社、北日本放送、チューリップテレビ、富山テレビ放送
■カタログ
リノ・タリアピエトラ ライフ・イン・グラス
2019年発行/サイズ:A4変形/128頁/価格1,800円
日英併記/デザイン:伊藤久恵(クロス)
[目次]
・ごあいさつ 渋谷良治(富山市ガラス美術館長)
・アーティスト ステイトメント リノ・タリアピエトラ
・リノ・タリアピエトラ:ガラスが芸術になるとき ジョヴァンニ・サルペッロン(元ヴェネツィア大学教授)
・図版
・リノ・タリアピエトラへのインタビュー 聞き手:高橋由佳
・リノ・タリアピエトラ ライフ・イン・グラス 高橋由佳(富山市ガラス美術館学芸員)
・作家略歴
・主なパブリック・コレクション
・主要参考文献
・作品リスト
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- 情報は発行当時のものです。何卒ご了承下さい。
お問い合わせ
富山市ガラス美術館
電話:076-461-3100
E-mail: bijutsukan-01@city.toyama.lg.jp