ハーヴェイ・K・リトルトン《黄色の冠Ⅱ》

ハーヴェイ・K・リトルトン
《黄色の冠Ⅱ》1984年
富山市ガラス美術館所蔵
撮影:斎城卓

マルタ・クロノフスカ《Temptation of Saint Anthony》

マルタ・クロノフスカ
《Temptation of Saint Anthony》1984年
Private Collection Berlin
Photo: Stephan Wifland / Courtesy: lorch + seidel contemporary, Marta Klonowska

パヴェル・フラヴァ《金色の蝶》

パヴェル・フラヴァ
《金色の蝶》1999年
富山市ガラス美術館所蔵
撮影:斎城卓

展覧会

富山市ガラス美術館 開館記念展

アイ・ガット・グラス! アイ・ガット・ライフ!情熱の現代ガラス芸術

会期:2015年8月22日(土)〜2015年11月8日(日)

開場時間:午前9時30分~午後6時(金・土曜日は午後8時まで)

閉場日:毎週水曜日

会場:展示室1・2・3[2F・3F]

概要

1960年代にアメリカで勃興した「スタジオグラス運動」は、芸術の素材としてガラスの可能性に着目し、自己表現としてガラス作品を生み出すことの重要性を唱えるものでした。

この運動は世界中に波及していきます。

現代では多くの作家がガラスによって多様な作品群を生み出しています。

彼らは制作プロセスのなかで、自らを取り巻く世界と無数の対話を積み重ね、唯一無二のかたち・表現を作り上げています。

彼らのプロセスは極めて繊細な制作行為の積み重ねであり、だからこそ、つくりあげられる世界にはどのような枠組みにも屈しない力強さと優しさがあります。

本展は、「アイ・ガット・ライフ! (わたしは生きている!)」という言葉が象徴的に示すとおり、彼らの制作行為やその結実としての造形こそが人間ひとりひとりの生のリアリティであるという視点によって、現代ガラスの本質を再検証します。

展覧会会場で林立する18人の作家たちによる作品世界は、それぞれの作家が独自の造形言語によって紡ぎ出した物語であり人間の愛と情熱の証です。

こうした作品を前に、われわれは自らの物語を無限に紡ぎ出し、生の感覚を再認識するのです。作家、作品、鑑賞者の時空を越えた無数の対話がここには存在します。

そして、ひとりひとりが独自につくりあげる生のリアリティは、混迷を極める現代社会を生き抜くための、世界の新たな在り方、未知なる可能性、希望そのものを提示しているのです。

出品作家:エルヴィン・アイシュ、藤田喬平、パヴェル・フラヴァ、角永和夫、マルタ・クロノフスカ、神代良明、ドミニク・ラビーノ、カレン・ラモンテ、スタニスラフ・リベンスキー&ヤロスラヴァ・ブリフトヴァ、マービン・リポフスキー、ハーヴェイ・K・リトルトン、ダンテ・マリオーニ、クラウス・モイエ、ジャン=ミシェル・オトニエル、ハヴィエール・ペレス、高橋禎彦、田嶋悦子、行武治美

インフォメーション

観覧料

一般 1,000円(800円)、大学生 800円(600円)
( )内は20名以上の団体
本展の鑑賞チケットで、コレクション展およびグラス・アート・ガーデンも観覧できます。

主催:富山市ガラス美術館

 

 

■カタログ

 

開館記念展
アイ・ガット・グラス!アイ・ガット・ライフ!情熱の現代ガラス芸術

2015年発行/サイズ:A4変形/164頁/価格1,700
日英併記/デザイン:彼谷雅光(ナチュラル・デザインスタジオ)

 

 

 

 

[目次]
・ごあいさつ  渋谷良治(富山市ガラス美術館長)
・限りなく透明な知と芸術に向けてー20世紀前衛芸術とガラスの意味するもの  伊東順二(富山市ガラス美術館名誉館長、美術評論家)
・現代ガラス表現の歴史と受容  金子賢治(茨城県陶芸美術館長)
・アイ・ガット・グラス!アイ・ガット・ライフ! 情熱の現代ガラス芸術  村田大輔(富山市ガラス美術館学芸員)
・表現者たちの技術  中川靖子(富山市ガラス美術館学芸員)
・図版
・ガラスの技法
・出品リスト
・展示プラン
・作家略歴

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  • 情報は発行当時のものです。何卒ご了承下さい

 

お問い合わせ

富山市ガラス美術館
電話:076-461-3100
E-mail: bijutsukan-01@city.toyama.lg.jp