《ピラミッドの緑の眼》1993-1995年
富山市ガラス美術館所蔵
撮影:斎城卓

《スペクトル》1996年
富山市ガラス美術館所蔵
撮影:斎城卓

《ピラミッドの緑の眼》1993年
富山市ガラス美術館所蔵
撮影:斎城卓

《Open Window》1992-2007年 
作家蔵

《傾き》2000年
富山市ガラス美術館所蔵
撮影:斎城卓

展覧会

スタニスラフ・リベンスキー ヤロスラヴァ・ブリフトヴァ展

会期:2016年10月15日(土)~2017年2月5日(日)

開場時間:午前9時30分~午後6時
(金・土曜日は午後8時まで。入場は閉場の30分前まで。)
※初日は午後1時より開場

閉場日:第1第3水曜日、年末年始(12月29日~1月3日)

会場:展示室1, 2, 3 (2, 3F)

概要

スタニスラフ・リベンスキー(1921 – 2002)とヤロスラヴァ・ブリフトヴァ(1924-)は、チェコ(チェコスロヴァキア)出身の作家たちです。彼らは、ガラスを用いて彫刻作品から建築に至るまで幅広い創作活動を展開してきました。
1955年から1956年にかけて、リベンスキーが描いたボウル状の少女の頭像をもとに、ブリフトヴァが粘土成形し、ガラスへと鋳造した作品≪Headbowl≫を完成させます。チェコ語で“ミスカ”とも呼ばれる美しく神秘的な彫刻は、初めて共同で制作した作品であり、二人による創作活動の礎となります。つまり、画家であるリベンスキーが描くかたちを、彫刻家ブリフトヴァが塑像によって立体化し、ガラスへと鋳造する独自の制作スタイルが確立されるのです。
初期にみられる、人物の頭をモチーフとした作品群は、ガラス内部に空間を配し、素材の透明性や光の透過を造形表現へと取り入れています。見る角度によって様々に表情を変化させる頭像は、人間の複雑な内面性をも見事に捉えています。その後、作家たちの造形表現は「光」と「空間」を取り入れ、次第に抽象化し、建築空間や大規模な彫刻へと広がりをみせます。彼らの作品は、光が宿ると美しい陰影が生まれ神聖な存在感を放ちます。そして、空間そのものが芸術作品へと一変します。作家たちの荘厳な作品世界は多くの人々を魅了し、その活動はチェコ内に留まることなく、世界各国で開催される国際博覧会や展覧会へと出品され、国際的にも高い評価を受けてきました。
本展では、リベンスキーの初期作品やドローイングの他、リベンスキーとブリフトヴァによる初期から晩期の代表的な彫刻、建築資料を一堂に公開し、二人の創作活動の足跡を辿ります。画家であるリベンスキー、彫刻家のブリフトヴァ。それぞれの感性が結びつき合うことによって構築される唯一無二の作品世界をご紹介致します。

関連プログラム

1.講演会
講師
ミラン・フラヴェシュ(プラハ国立美術工芸博物館   ガラス陶磁器コレクション統括) 10月16日(日)
※逐次通訳付き
講師 仲摩マサ枝(株式会社ギャラリー仲摩)11月26日(土)
時間 各回午後2時より開催
会場 富山市ガラス美術館 レクチャールーム(6F)
定員 先着60名

2.学芸員によるギャラリートーク
開催日
2016年10月22日(土)、11月5日(土)、11月19日(土)、12月3日(土)、12月17日(土)
2017年1月7日(土)、1月21日(土)、2月4日(土)
時間 各回午後2時より開催
会場 富山市ガラス美術館 展示室1, 2, 3(2, 3F)

※関連プログラムは事前申込み不要です。参加は無料ですが、本展の観覧券の半券または共通券の半券が必要となります。また、関連プログラムの開催日時は都合により変更となる場合があります。

展示室の設定温度について

作品保護のため、本展の展示室内の温度は20℃前後に設定しております。
そのため、展示室内は寒く感じる場合がございますので、ご入場の際はコートや防寒具、羽織るものなどをお持ちいただくことをお勧めいたします。
皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。

インフォメーション

観覧料

一般800円(600円)大学生600円(400円)
※1(  )内は20名以上の団体、前売り券。高校生以下無料。
※2 本展のチケットで常設展(4, 6F)もご覧いただけます。

前売り券取り扱い(一般のみ)
アーツナビ、アスネットカウンター、TOYAMAキラリ総合案内(1F)で10月14日(金)まで販売

主催
富山市ガラス美術館
後援
 外務省、チェコ共和国大使館、チェコセンター東京

お問い合わせ

富山市ガラス美術館
電話:076-461-3100