池谷友秀展「BREATH」

水の世界の中で浮かび上がってくる「生と死」が力強くも美しい。
思わず息を呑むような瞬間をとらえた水中写真を撮影することで、国際的な評価を得ている日本人写真家池谷友秀の作品展が開催される。池谷は生と死というテーマに正面より挑戦し、水辺や水中で人物を撮り続けている。
今回は、『BREATH』シリーズ集大成であり、北陸初の発表となる。
「生きていくことに必要なものを、考え続けるために」
漆黒の世界で真珠のような水泡を身にまとい、重力から解き放たれた人体が躍動する。この写真作品はもちろん合成ではない。水中にて写真家自らも潜水して撮影したものである。
水中においての撮影になるので、被写体は撮影の間、当然呼吸はしていない。人間にとって生存の術であり、生存の証でもある呼吸。
その呼吸に焦点を当てて、池谷が撮り続けてきた写真シリーズが『BREATH』となる。
被写体は老若男女幅広く、穏やかな表情、苦悶の表情と様々なもの。そのいずれもが人間の「生きる」ことへの考察となる。

主催・共催・後援
スターライトステーブルス 砂田一彰
レストラトゥール 太田真二
株式会社ベクターデザイン 梅澤幻 

 

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池谷友秀直通